漆器のある風景

■個別記事

Title : 夏の漆器 「土用の丑」

Day : 2003.07.20

今年の土用の丑は、7月27日。
やはり、この日には、うなぎを食べなくては・・・
でも、どうして土用の丑にうなぎを食べるという年中行事のようになったのでしょう??
女将は、ちょっと調べてみました。

立春・立夏・立秋・立冬の日の前の18日間を土用とする古代中国の暦法 陰陽五行説というものがあります。季節の変わり目に土用があるということですね。現在は、なぜか夏の土用だけが親しまれています。

だそうで、実は一年に土用は4回もあったんですね。

そして、土用の丑の日とうなぎを結びつけたのは、江戸時代の平賀源内だというのです。源内は、鰻やの宣伝用に「土用の丑の日」と看板に書いたことから、流行したと言われています。

ところで、18日間ある土用の期間中に、丑の日が2回ある年もあります。
そんな年は、うなぎの蒲焼は2回は食べなくてはいけません???


■うなぎの栄養
うなぎを食べる由縁はわかりましたよね。そして、うなぎは栄養バツグンの食品だということはもうご存知だと思います。ビタミンAが特に豊富で、B1・B2、たんぱく質・脂質などもしっかり取れます。
うなぎの蒲焼はやはり、疲れた夏には欠かせない食べ物でしょうね。


■丼重
さらに、うなぎの蒲焼に欠かせないものがあります。
それは、「うな重」 丼重です。


これの丼重は、当店の漆塗りの丼重。
黒内朱で内側は赤。
そして、蓋には菊ススキの沈金が付いています。
このような丼重から、お手ごろの丼重まで5月から7月にかけて注文が入ります。

最近は少なくなってきましたが、「う平」といって、
うなぎの蒲焼だけを入れる入れ物もあります。

丼重よりは薄い形。
最高級のうなぎの蒲焼は丼にしないで、うなぎとご飯は別。
こんなう平から、うなぎを一匹入れるう平


こんなものまでいろいろあるんですよね。
と、うなぎやさんで使われている丼重・う平のご紹介でした。

しかし、年に1回ぐらいしか使わないのでは、ご家庭で購入はちょっと考えてしまいますよね。丼重ならまだカツ丼なども使えますが、収納場所を占領しちゃいます。そこで、オススメしたいのが、夏目丼。こんな丼でしたら、うな丼だけではなく、親子丼・カツ丼・天丼・キツネうどん・おそばなど、どんぶり物はなんでもこいです。

さあ、今年の土用の丑の日が楽しみになってきませんか?

by  しもむらじゅんこ



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■ご紹介した夏目丼はこちら
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