漆器のある風景

■個別記事

Title : 法事 料理と器たち

Day : 2004.04.05
今回は、3月28日に祖父の十七回忌の法要を行ったときのご紹介です。
今でも自宅で御膳を出して行っています。
福井のこの地域は今でもこのような法事が多いです。
準備には、前日から下準備。
特に大変なのが、座敷の掃除と、器や御膳の準備
そして、終わってからの後始末。
また、着物を着るので、接待のとき苦しくて苦しくて

手料理も評判良くてほっと一安心でした。

   
お寺の御前だけは、朱の寺膳と朱の八十椀で別格のおもてなし。他のみなさんは、朱の汁椀で豆汁召し上がっています。 お膳は、23名分用意しました。
御膳には、魚屋からお刺身などの5品を並べています。手料理は、御膳の横脇に。 人参の白和え用豆腐を大きなすり鉢ですっている様子
皆でがんばってお料理を作ってます。山積みの木皿が・・・ 天目茶台も  お葉漬け、酢大根、奈良漬は、5.5寸京丼に。全部母の手作りの漬物で大人気でした(^_^ゞ
わたくし女将が、うず鉢に五目すしを盛り付けてます。 これは、前回の法事の盛り付け。すこ(福井の味、芋茎の酢の物)・山くらげ・ぬた(麩ときゅうりのからし酢味噌和え)でした。



法事の時には、
無地の着物を着て(・・)
汁椀や飯椀と吸物椀などをたくさん出してきて準備しています。こね鉢には五目すしが。